2015年7月27日月曜日

バブル時代 サーキット編Ⅲ

バブル時代 サーキット編Ⅲ

サーキットに到着して間もなくA’も到着した。
どのように声をかけたら良いか迷ってしまう。
脳裏の片隅には「どんなプレーをしたのか。。」そんな状態を知ってか知らずか第一声はA’の口から飛び出した。
「早かったね」。。この一言が更に私を錯乱させた。
もしかして昨夜自分達の声も聞こえていたのか。。。彼女の口をふさいでおくべきだったか。。。
私は無難に「疲れちょったきい」と照れながら言った。A’は何を言っているのかと不可解な目で見つめた。
しまった普段、冷静沈着な歩くコンピューターを自負している私とした事が。。。私の彼女から愚か者いや汚れとも思える発言が飛び出した「いっつも早いで・・」バカである。
更に混乱した。当時火曜サスペンスファンの私は深読みしてしまった。サスペンスでこのパターンはA’と私の彼女はグルだ。動機は・・・保険金かいやカッコ良すぎる私に対しての嫉妬か、、、
そうしているとダチピロシが「練習走行はじまるぞ」と声をかけて来た。
つづく。




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