2015年7月29日水曜日

バブル時代 サーキットⅤ

レースはスプリントレースと耐久レースの2本立てで改造によってクラス分けされスプリントは10周、耐久は1時間で2人一組だ。
まずスプリントはA’が出場した。
スタートラインにフィアットを並べた。他にBMWやゴルフ、ミニ、国産ではハコスカや510ブル、ベレット他、ストリートクラスだ。
レースクイーンが日傘をもって直射日光を防いでくれる。
レースクイーンはバブル独特のワンレグで美人揃いだ。日傘ではなくビーチパラソルだと認識するのにはそれから3年の月日を要した。
スタート合図と共に車両まで走って行き車に飛び乗って一斉に走り出す。
サーキットに爆音が鳴り響く。圧巻である。
現在のようにドリフトと言う言葉がない時代だが勝手にドリフトして行く。
私達のメインは耐久なのでA’は無難に走行した。30台中20位の成績だった。上出来だ。
家族連れで遊園地感覚で来ている家族もいると言うのんきなクラスだ。

 耐久が始まるまで改造クラス、スーパーカークラスのレースを観戦した。
改造クラスはスリックで圧巻はハコスカとポルシェのバトル。ガードレールぎりぎりでドリフトして行くド迫力!!ハコスカの勝利で終わった。
ハコスカは前回登場したアンディの会社の車両だ。元グループA車両のゴルフGTi-Rを駆るダチヒロシも部門で優勝した。
アンディもダチヒロシもなかなかやるな。なぜか私は上から目線だ。

スーパーカークラスはフェラーリやカウンタック、ミウラ、コブラも攻め込む。コブラがクラッシュして大破!!
レッカーに引っ張れて来るコブラの上でおじさんがテレ笑いしている。まさにバブルだ。つづく。






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